保険料が安い保険会社

ライフネット生命のメリット・デメリット、そんなに安くて大丈夫?

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厚切りジェイソンのCMでもおなじみのライフネット生命。

ライフネット生命は保険料が安いらしいが、デメリットはないのだろうか?
そんなに安くて大丈夫なのだろうか?
ライフネット生命という会社自体は信用できる会社なのだろうか?

など、ライフネット生命の保険料の安さには魅力はあるものの、同時に感じる不安や疑問にお答えします。

こんな方におすすめの記事です

  • ライフネット生命という保険会社は信頼できる会社かどうか知りたい
  • ライフネット生命はなぜ保険料が安いのか、理由を知りたい
  • ライフネット生命の保険にはどのような商品があるのか知りたい
  • ライフネット生命のメリット・デメリットを知りたい

ライフネット生命のメリット

保険料が安い

何といっても最大のメリットは、保険料が安いことです。

他社生保との比較

たとえば、かんぽ生命と比較してみましょう。

定期保険1,000万円 30歳男性加入の場合、

かんぽ生命 月払保険料2,900円

ライフネット生命では、1,068円

何と半額近い安さです。

参考までに、かんぽ生命は保険料があまり安い保険会社ではなく、保険料の水準としては、ニッセイや第一生命といった大手生保と大差ありません。

つまり、ライフネット生命と大手生保の保険料を比べても、同じような結果になります。

保険種類が少なく、選びやすい

ライフネット生命の商品ラインナップは、

  • 定期保険
  • がん保険
  • 終身医療保険
  • 就業不能保険

の4つしかありません。

自分のニーズに対応するものを選べばよいので、選ぶのに困りません。

  • 死亡保障なら定期保険
  • がんの保障ならがん保険
  • 病気やケガの保障なら終身医療保険
  • 働けなくなった時の保障なら就業不能保険

というように、迷いなく選ぶことができます。

ポイント

貯蓄性のある保険がないことの意味

ライフネット生命のラインナップの特徴として、終身保険や養老保険、個人年金保険といった貯蓄性のある保険がないことが挙げられます。

この低金利時代、貯蓄性のある保険に加入するのは得策ではなく、保障は保険、貯蓄は預貯金等金融商品で行うのが合理的であることからすると、ライフネット生命で安く保障を確保して、お金を貯めるのは保険以外で行うというのが賢い選択とも言えます。

保障内容がシンプルでわかりやすい

大手生保のように、終身保険・定期保険・収入保障保険・介護保険・医療保険・三大疾病保険などを組み合わされて、複雑すぎて理解できないということが、ライフネット生命にはありません。

たとえば、定期保険は、死亡した場合に保険金がおりますが、逆に言えば、それ以外どんな場合でも受け取れるお金はありません。保険金を受け取るのに細かい条件など一切なく、支払要件は「死亡」ただひとつで大変シンプルです。

ライフネット生命のデメリット

終身保険がない

ライフネット生命には、終身保険をはじめとする貯蓄性のある保険がありません。保険で貯蓄も兼ねたいという人には、対応する保険がありません

しかし、前述のとおり、低金利政策により、保険で貯蓄を行うには最大の逆風が吹いている時代ですから、貯蓄をするなら保険以外で行うほうが有利であることを考えれば、ラインナップの中に終身保険等は必須ではないとも言えます

保険種類が少ない

貯蓄性のある保険がないだけでなく、介護や身体障がいなどに対応した保険はありません。

あらゆる経済的リスクをカバーできるよう、ラインナップを充実させるというよりは、安さ・シンプルさ・わかりやすさに特化することを重視している保険会社です。

自分に必要な保障内容・金額がわかっていない人は選べない

誰かに相談しないと、どのような保険に入れば良いのかもわからないという人にとっては、相談相手がいないネットがベースのライフネット生命は、保険を選ぶことすらできないということになります。

ただ、ネットとはいえ、質問形式でじぶんが入るべき保険や金額をアドバイスしてくれる仕組みも公式サイト上に用意されていますし、電話でアドバイスを受けることもできます

面と向かってアドバイスを受けたいということであれば、保険ショップの無料保険相談を利用して、その上でWEBサイト経由でライフネット生命に加入するということもできます。

以上、デメリットを挙げてきましたが、それほど致命的なデメリットとはいえないとも思います。

これもデメリット!?

さらに、ネット上で言及されている「ライフネット生命のデメリット」にも触れておきます。

以下は、ネット上でたまに「ライフネット生命のデメリット」として言及されているものの、はたしてデメリットと言えるか、少し疑問を感じるものです。

いわゆる保険の担当者がいない

ライフネット生命はインターネット生保ですから、店舗はありませんし、いわゆる「保険のセールス」「営業担当者」はいません。

保険の担当者との付き合いを重視している人には、まったく向かない生命保険会社です。

しかし、実際問題保険の担当者は何かしてくれるでしょうか?

一部の例外は除き、一般的には、年1~2回連絡がくる程度ではないでしょうか?

また、何か起こったときに担当者がいると頼りになるという人もおられます。

しかし、もし何かがあった時、書類の書き方、手続きの方法など、「担当者」ではなくても丁寧に説明してくれます。

「担当者」がいることが、生命保険会社を選ぶにあたっての絶対条件になることは、まず考えにくいと思います。

100%ライフネット生命が安いわけではない

概ねライフネット生命がほとんどのケースで安いですが、たまに他社のほうが安い場合があります。

しかしこれがデメリットと言えるかどうかは微妙ですね。ほとんどの場合、ライフネット生命が安いわけですから、あくまで「ものの言い方」の問題だと思います。

新規契約数が減少し続けている

「ライフネット生命が新規で獲得する契約件数が減っているから、ライフネット生命は保険会社として大丈夫なのか!?」という不安材料をライフネット生命のデメリットとして挙げているWEBサイトも見かけます。

おそらく、2015年5月23日東洋経済オンラインの記事「ネット生保の先駆、ライフネット苦戦の理由」を読んで記事にしているのではないかと思われます。

実際のところどうなのかというと、確かに新規契約件数は2011年、2012年がピークで、2014年はその半分以下に落ち込んでいたのですが、その後V字回復で、たとえば2017年9月新規契約件数は前年同月比56.6%増の3228件、つまり1.5倍以上となり、2018年5月新規契約件数は4827件(前年同月比98%増)、つまり約2倍で、それを好感して6月にはライフネット生命の株価がストップ高を記録したほどです。

ちなみに、保有契約件数や保有契約金額は、創業以来一度も減ったことはなく、順調に増えています

どこの保険会社でも好不調はあり、一時期の好調や不調だけを取り上げて、ことさらに盛り上げたり、不安を煽ったりするのはフェアではないし、読者に間違った判断材料を与えかねません。

ちなみにライフネット生命のソルベンシーマージン比率は、2018年3月時2455%で、保険会社の財務健全性のボーダーラインと言われる200%を大きく上回っています。

ということで、保険会社としての信用度に関して、それほど心配する必要はないと思います。

ライフネット生命はなぜ安いのか

「ライフネット生命は何故安いのか」と厚切りジェイソンが問題を出すクイズ番組っぽいテレビCMがありますが、本当のところはどうなのでしょうか?

インターネットだから

保険加入の手続き等すべてインターネットでコストを削減できるため、その分保険料が安くなっています。

というのは、テレビCMでも言われていることなので、もう少し突っ込んで説明します。

ライフネット生命は業界で初めて保険の原価を開示した

これは衝撃的な出来事でした。

それまで生命保険業界は、保険料の内訳について一切非公開だったところに、ライフネット生命は初めて、保険料の内訳を明かしました

保険料の内訳とは、将来の保険金支払いにあてるための純保険料と、保険会社の運営経費である付加保険料です。この付加保険料には、営業職員や代理店への手数料や、保険会社の利益などが含まれるため、従来一切開示されませんでした。

保険料の内訳

純保険料:保険金支払い用

付加保険料:保険会社の経費・利益

 

たとえば、30歳男性がライフネット生命の定期保険1000万円に加入した場合、

月払保険料1,068円の内訳は、

純保険料667円

付加保険料401円

となっています。

ライフネット生命の経費や利益分として401円かかっているということです。

一方、同じ30歳男性がかんぽ生命の定期保険1000万円に加入した場合、月払保険料が2,900円です。

純保険料、すなわち将来の保険金支払いに充てるための保険料は、保険会社によってそれほど大差はありません。

仮に、かんぽ生命でも、純保険料は同額の667円だとすると、付加保険料、すなわちかんぽ生命の経費や利益、として実に2,233円かかっていることになります。

これは保険料の77%にあたります

このように、付加保険料の金額が大きいか小さいかによって、保険料は大きく違ってくるということです。

ライフネット生命は、インターネットを活用することで、営業職員への報酬、給与をカットし、付加保険料を抑えて、保険料の安さを実現しています

営業職員の報酬

生命保険各社によって、営業職員への報酬システムは違いますが、一般的に外資系生保では、保険料の最大約40%が報酬として支払われています。(保険種類によっても異なります)

例えば、月払10,000円の定期保険の契約を獲得した営業職員には、毎月4,000円の報酬が1年間支払われます。

逆に言えば、保険契約者は保険料として10,000円払っても、

  • そのうち4,000円は毎月営業職員に支払われ、
  • 残りの3,700円は保険会社の経費と利益になり、
  • 残った2,300円が自分の保険の保険金支払いのためにプールされる

ということです。(あくまでひとつの例です)

40%を占める営業職員への報酬をカットすることが、いかに保険料を低くするのに大きな効果をもたらすかがお分かりいただけると思います。

ライフネット生命の活用法

では、ライフネット生命の保険をどのように活用すれば良いのかについて、ご紹介したいと思います。

ライフネット生命のラインナップ

まずはラインナップをおさらいしておきましょう。

定期死亡保険

保険期間中に死亡した場合にのみ、保険金が支払われます。

解約返戻金や満期保険金はありません。

加入条件

保険金額:500万円~1億円まで

保険期間:10年・20年・30年、65歳・80歳・90歳の6パターン

※年満了は90歳まで自動更新します。

健康状態の診査:以下の範囲であれば、WEBサイトで健康状態についての質問に答える(告知)だけで加入可能。

加入年齢 保険金額
20歳~40歳 3,000万円
41歳~45歳 2,500万円
46歳~50歳 2,000万円
51歳~55歳 1,500万円
56歳~70歳 1,000万円

保険料支払い方:月払のみ(クレジットカード払い、口座振替)デビットカードは不可

終身医療保険

日帰り入院も対象

日帰り入院を含む5日以内の入院の場合は、日額の5日分が給付されます。

(例)2日入院の場合、日額の5日分給付

おすすめコースにすると

3大生活習慣病(*)の場合支払限度日数が無制限に(通常は1入院60日通算1095日)なります。
(*)3大生活習慣病:がん、心疾患、脳血管疾患

がん治療給付金

a)はじめてがんと診断されたら入院給付金日額の100倍

b)1年経過後以降、がんの治療を受けたら入院給付金日額の100倍

a,b合わせて最大5回まで給付されます。

先進医療給付金


先進医療の技術料最大2000万円まで保障されます。

加入条件

入院日額:5,000円、8,000円、10,000円、12,000円、15,000円の5パターン

保険料払込期間:終身、60歳、65歳までの3パターン

保険期間は終身

がん保険ダブルエール

一般的にがん保険は、入院一日につきいくらという保障がベースになっているものが多いです。

いっぽう、がん保険ダブルエールは、日額〇〇円という発想ではなく、がんの治療にかかる費用や収入の減少の補てんに焦点があたったがん保険です。このため、よくある「がん入院給付金(日額〇〇円x入院日数)」が、がん保険ダブルエールにはありません。

がん保険ダブルエールの保障

がん診断一時金

100万円・150万円・200万円・250万円・300万円の5パターンから選べます。
※上皮内新生物の場合は50%

支払われるのは、保険期間を通じて1回限りになります。

治療サポート給付金

手術、放射線治療、抗がん剤治療(ホルモン療法含む)の治療を受けた月に、10万円もらえます。

上記治療を受けた月であれば、支払回数は無制限でもらい続けることができます。

また、入院は条件になっていないため、通院治療でも対象になります。

がん収入サポート給付金

がんと診断された翌年から5年にわたって、がん診断一時金×50%が支払われます(被保険者の生存が条件)。

給付回数は、保険期間を通じて最大5回となっています。

がん先進医療給付金

がんを原因として、先進医療による治療を受けたときに、その技術料と同額(保険期間を通じて2,000万円限度)が支払われる

就業不能保険

就業不能保険とは、病気やケガで働けなくなったときに生活費をサポートしてくれる保険です。

似たような保険に医療保険がありますが、医療保険の場合はあくまで入院が給付金支払の条件ですから、在宅療養の場合対象になりません。

入院・在宅の如何を問わず給付の対象となるのが、就業不能保険というわけです。

就業不能保険の詳細

保障内容

就業不能保険の保障内容はシンプルで、加入時に設定した給付金月額が、就業不能状態になった場合給付されます

保険期間

55歳・60歳・65歳・70歳の4パターンから選びます。

就業不能給付金の受け取り方

就業不能給付金の受け取り方は2種類あり、契約時に選ぶことになっています。

標準タイプ(A型)加入時に設定した給付金額を受け取るタイプで、就業不能になった場合に公的保障がない自営業者向けです。

ハーフタイプ(B型)1回目の給付から一定期間(就業不能状態になってから540日間)は、給付金額が50%になるタイプで、傷病手当金等の公的保障がある会社員向けです。A型よりも保険料が安く設定されています。

参考

会社員には公的保障として「傷病手当金」があり、就業不能状態になって傷病手当金が支給されてから最大1年6か月(540日)まで、支払要件を満たす限り、「標準報酬日額×2/3」が給付されます。

給付金の受け取り開始日

就業不能給付金は、就業不能状態になってから一定期間経過後に給付がスタートします。

この「一定期間」のことを支払対象外期間といいます。

支払対象外期間は、60日か180日のどちらかを選ぶことになっていますが、公的保障がない自営業者の人は60日を、会社員の人は180日が適しています

加入年齢と支払対象外期間で、保険料を比較するとこのようになります。

保険料例(加入年齢・支払対象外期間別)

就業不能給付金月額10万円・保険期間65歳・標準タイプ(A型)

支払対象外期間 20歳 30歳 40歳 50歳
180日 1,502円 1,896円 2,279円 2,698円
60日 2,055円 2,686円 3,361円 4,163円

 

加入目的別活用法

万が一の場合の死亡保障

万が一の場合の死亡保障を安く確保したい場合には、定期保険が最適です。

終身保険・養老保険・定期保険という3つの死亡保険のうち、圧倒的に保険料が安いのが定期保険で、その中でも最安級なのがライフネット生命の定期保険です。

保険にあまりお金は払えないが、万が一あった場合に大変なのでという場合には、まず最初に選択肢に上がる保険と言えます。

入院の保障

死亡保障は必要ないが、医療保障を充実させたいという場合は、終身医療保険が適しています。

ライフネット生命の終身医療保険には死亡保障がついていません。その分保険料が安くなっています。

  • 日帰り入院に対応する医療保険を探している(1日目から保障の対象になっています。)
  • がん保険と医療保険の2つに加入する余裕はない(がん治療給付金として最大500万円(入院日額1万円の場合)支払われます。)
  • 先進医療の保障がついた医療保険に加入したい(最大2,000万円までの先進医療保障がついています。)

という人には、ライフネット生命の終身医療保険は向いています。

がんの保障

がんによる入院にかかる費用というよりも、治療費と収入減の補てんを重要視したいという人には、ライフネット生命のがん保険ダブルエースは向いています。

就業不能になった場合の保障

病気やケガで働けなくなった場合の収入減に備えておきたい人には、就業不能保険が適しています。

特におすすめなのは、住宅ローンを組んでいる人です。

一般的に、団体信用生命への加入が住宅ローン借り入れの条件となっていて、死亡した場合には残債が保険金と相殺されてゼロになりますが、病気やケガで収入が減っても団体信用生命保険の保険金は下りず、ローン返済についての助けにはなりません。

月々の保険料としては2,000円~3,000円程度ですから、検討の余地はあると思います。

よくある質問

Question 健康診断書や医師の診査を受ける必要はないの?

Answer ありません。基本的には、WEBサイトで健康状態についての質問に答える(告知)だけで、加入することができます。詳しくは下の表をご参照ください。契約年齢※           保険金額の上限

20歳以上、40歳以下        3,000万円

41歳以上、45歳以下        2,500万円

46歳以上、50歳以下        2,000万円

51歳以上、55歳以下        1,500万円

56歳以上、70歳以下        1,000万円

 

ライフネット生命の評判

WEBサイトや雑誌のランキングで1位になっています。

価格.com保険アワード生命保険の部定期保険総合2年連続第1位 「かぞくへの保険」

日経トレンディがん保険部門大賞
「がん保険ダブルエール」

まとめ

まず、ライフネット生命のメリットを挙げると、

  • 保険料が安い
  • 保険種類が少なく、選びやすい
  • 保障内容がシンプルでわかりやすい

となります。

 

一方、ライフネット生命のデメリットは、

  • 終身保険がない
  • 保険種類が少ない
  • 自分に必要な保障内容・金額がわかっていない人は選べない

となります。

ただし、どれにも対応する方法はあり、致命的なデメリットとは言えません

 

また、ニッセイや第一生命といった、古くからある大手生保に比べて、保険会社としての信用度に一抹の不安を抱く人もいますが、会社の経営や財務について深刻な状況も特になく、ソルベンシーマージン比率も2018年3月時で2455%(*)ということから、とくに心配する必要はないと思われます。
(*)保険会社の財務健全性のボーダーラインと言われているのは200%

ライフネット生命の保険料が安い理由は、インターネットを活用することで営業職員による営業活動を無くし、営業職員に支払う報酬をカットしたことです。保障内容等について何かを切り詰めたというわけではなく、消費者にとっては無駄な部分を切り詰めた結果ですから、安かろう悪かろうではないと言えます。

保険の加入目的とライフネット生命の保険商品ラインナップは、

  • 死亡保障なら定期保険
  • がんの保障ならがん保険
  • 病気やケガの保障なら終身医療保険
  • 働けなくなった時の保障なら就業不能保険

というように対になっています。

もし、この4つの中に加入目的があるなら、早速保険料を調べてみましょう。

ライフネット生命の公式サイトには、保険料をシミュレーションできるようになっていますから、どれほど保険料が安いのかぜひ実感してみてください。

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